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MIDI を使ってみましょう
「エクスターナル」選択時は、ミキサー機能を使って直接MIDI入力で
操作する各チャンネルそのもの(エクスターナル・チャンネル)を操
作できるため、次のような場合に便利です:
●
MIDI入力の各チャンネルのオン/オフを制御したい場合。CH1∼
CH16 の各チャンネルボタンはそれぞれ MIDI チャンネルの 1 ∼
16チャンネルに対応しているので、ボタンを押すだけで各チャン
ネルをオン/オフすることができます。
●
ミキサー機能の設定モードに入ることで、各チャンネルの音色や音
量を変えたり、より詳細な設定を変更することができます。
詳しくは「特定のチャンネルの設定を変えるには」(39ページ)を
参照してください。
※
チャンネルのオン/オフ以外の各種設定は、ミキサー機能での設定変
更後でも MIDI 入力でプログラムチェンジ等があると変更されます。
※
インターナル・モード時同様に、MIDI 入力に影響を与えることな
く鍵盤演奏は可能です。ただし、鍵盤演奏に関する各種の設定は基
本的に行うことはできません。(カレントチャンネルの選択時以外
の場合に、通常の音色選択の手順でメイン音色の変更のみ可能で
す。)
12345678910111213141516 12345678910111213141516
123456789101112131415
16 12345678910111213141516
鍵盤演奏
ミキサー設定
(音色、音量等)
MIDI-IN ch MIDI-OUT ch
(ch 1∼16 ON/OFF可能)
エクスターナルチャンネル インターナルチャンネル
インターナル・モード時は、ミキサー機能を使った各チャンネルの設
定(チャンネルのオン/オフや音色、音量などのパラメーター設定)
は、インターナル・チャンネルのみに対して行われます。MIDI 入力
はエクスターナル・チャンネルのみを操作するため、ミキサー操作を
行っても MIDI 入力には一切影響を与えないことになります。
このため、インターナル・モードは、次のような場合に便利です:
●
本機の音源を使ったマルチティンバー再生を外部 MIDI データで
行っているときに、それに合わせて本機の鍵盤演奏をMIDIデータ
の再生とは独立して行いたいという場合。インターナル・モードで
なら、鍵盤演奏のための音色の変更や、レイヤー、スプリットなど
の設定、ミキサーを使ったそれらの音量バランスの設定などを、
MIDI 入力に影響を与えることなく行うことができます。
■エクスターナル・モード時
内部データのバルク送受信
本機には、シーケンサー機能で録音した演奏データやシンセ機能で作
成した音色など、さまざまなデータを内部に記憶しています。こうし
た記憶内容を MIDI のエクスクルーシブ情報として MIDI 端子から送
受信(バルク送受信)できるので、コンピューターなどの外部機器
※
などMIDI用の外部記憶機器として利用できるものと併用することで、
記憶内容のバックアップを作ることができます。
準備
●
外部記憶機器の MIDI アウト端子と本機の MIDI イン端子、外部
記憶機器のMIDIイン端子と本機のMIDIアウト端子をMIDIケー
ブルで接続します。
■
NOTE
■
●
一部のソフトではMIDIのエクスクルーシブ情報に対応していな
いものがあります。
●
本機とほかの電子楽器との間では、バルク送受信機能を使った
データの送受信はできません。
■バルク送信するときの操作
(設定内容を外部記憶機器に保存する)
1.
受信側の機器を受信待機状態にします。
(操作方法は受信側の機器の取扱説明書をご覧ください。)
2.
チューニング/ MIDI ボタンを押します。
3.
[▼]ボタンを押して、バルク送信の表示にしま
す。
4.
YES ボタンを押します。
• バルク送信を開始します。
• 終了すると通常の状態に戻ります。
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